小学校のお尻たたき
小学校の「お尻のお仕置き」は、半ズボンに竹定規
今ほど教師による「体罰」が問題視されていなかった前世紀の小学校。私が通っていた小学校でも、全校集会の時などにふざけているとその場で先生に殴られたり足蹴りされたりあるいは前で正座させられたり、といった光景は当たり前でした。
各クラスでも一部には児童に殴る蹴るといった激しい体罰を加える教師もいたようですが、幸い私はずっと女の先生で、体罰もちょとした「お仕置き」程度の軽い「お尻たたき」か正座、せいぜいビンタ程度でしたね。
お尻たたきの回数はたいてい1回、30cmの竹製定規で叩いていました。ズボンやスカートの上からなので、ほとんど痛くもない、というある意味ものたりない(?)お尻たたきでしたっけ。
で、その「お仕置き」は何か問題を起こした児童が「帰りの会」などでみんなの前に出されてその場でお尻をたたかれたり、あるいは騒いでいた児童が立たされて順番にお尻をたたかれていく、といった感じです。みんなの方にお尻を向けてたたかれるので、女子がたたかれるときなどは、スカートにあたる定規の音にちょっとどきどきしたものです。
ただ、この女子のスカートの上からのお尻たたきには男子の間にちょっとした不公平感みたいなものもあって、先生も「女子はスカートの上からだし痛くないよね」みたいなことを言ってましたっけ。まぁ、私も半ズボンの上からたたかれたことがありますが、ほとんど痛くはなかったんですが。
小学校低学年の頃、先生がいないときに男子が何人かで騒いで、先生が帰ってきてから騒いでいた男子がみんなの前に立たされて「パンツの上からのお尻たたきかビンタか選べ」と言われたことがあります。さすがに「パンツの上からのお尻たたき」を選ぶ人はいなくて、全員ビンタされてました。
当時の状況では小学生、それも低学年であれば半ズボンを下ろしてパンツの上からお尻をたたいても特に問題にもならなかったでしょうけどね。
私は、小学校の低学年の頃にはすでに「お尻たたき」にとりつかれ「お尻丸出しで膝の上に乗せられてひたすらたたかれる」ことを夢想するヘンタイ小学生でした。ですから、その夢想とかけ離れた「現実」の小学校の「お尻のお仕置き(せいぜい半ズボンの上から数回)」は、そもそも「お尻たたき」とも言えないような気がしていたものです。
もっとも、同時に「本物」のお尻たたきを受ける機会がないことに安心もしていたんですけどね。
実際、「学校の先生」あるいは親に体罰として「お尻丸出しでお尻をたたかれる」ような状況なんてちょっと想像できませんでしたし。お尻をたたかれたい、と想っても「身近な人」にお尻を差し出してたたかれるのは、いくらなんでも恥ずかしいというか、躊躇しますよね。
逆に、小学生の頃にはあまり身近でない人にならたたかれてみたいかな、なんて少し思っていたのも事実ですが(^^;