修道女の鞭打ち

中世の修道院では、背中やお尻を鞭で打つ「鞭打ち」の苦行が行われていたそうです。記録を見ると特に修道女の鞭打ちに関しては、純粋な「宗教」以外のある種の性的側面もあったようですが、禁欲的な環境下一人篭って自らのお尻を叩く修道女、というイメージは「聖」だけでなく「性」にも結びつきやすいかもしれませんね。

・・たとえば、カルメン宗の尼院長であったマリア・マグダレナ・パッチーは、その「苦行のため、自分の両手を縛らせ、尻を露出して杖で打たせ、その絶頂に、肉交の幻覚を味わい、『いい、いい、アア、よすぎる!』と身悶えして叫んだ」と、彼女の伝記に記されている(河出文庫「アブノーマル 異常性愛の心理と行動の分析」p191)。

ただ、現代の修道院ではこの種の苦行は行われていないようで、ちょっと残念(?)。しかし、小説の世界では何でもありです(^^;。日々の苦行として自らのお尻に鞭を振り下ろし(というか振り回し)、あるいは戒律を破れば、厳しい「お尻のお仕置き」がある修道院もありでしょう。

人里はなれた山奥の修道院。若い修道女が自ら、あるいは互いにお尻をたたきあい、時に粗相をしては先輩シスターや院長に厳しくお仕置きされる……。もちろん、「特別な日」には、全員が礼拝堂に集まって神に紅く染まったお尻を捧げるわけです。

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お尻たたき創作メモ