かつて、日本の農村部には娘組という、年頃の娘たちが集団生活をする仕組みがあったそうです。村はずれの建物に集まり、自分たちで食事を作ったりいろいろな活動をしながら集団生活をする娘たち。掟を破れば当然、お尻に仕置きが……。
大人や子供、男たちから離れた娘たちだけの集団では、独特の「文化」が花開いていたことでしょう。もし、「尻打ち」に入れ込んだ娘たちの集団があったとしたら、そこではどんな文化や伝統が受け継がれていたのでしょうか。
現代でも、どこか人里はなれた山奥でひっそりと「尻打ち文化」を継承している娘たちがいるのかもしれませんね。そして、その娘組には秘密ルートを通して接触してきた「同じ文化」を持つ少女のみが加入を許され、その少女は先輩たちの洗礼を受けながら一人前の娘に成長していくのでしょう。
この構想による小説を読んでみたい、と思う方は投票をお願いします。